グーグルアース幻の「サンディ・アイランド(Sandy Island)」の都市伝説


Googleが提供する地球儀、グーグルアースで起きた奇妙な都市伝説を紹介しよう。Googleアースでは地球のどんなところもネット上で閲覧できる。

2011年のグーグルアースには、ニューカレドニアの北西の北西に小さな美しい珊瑚礁の小島が掲載されていた、そこには「サンディ・アイランド(Sandy Island)」という島の名前までも記載されていた。

グーグルアースだけでなく、世界的に有名な世界地図、タイムズ世界地図帳でも「セーブルアイランド」と名前は違うが同じ座標に珊瑚礁の島があるという記録がある。

しかし、サンディアイランドへ行った事がある研究者はそれまでひとりもいなかった。オーストラリア地質学チーム「サザン・サーベイヤー」はこのサンディアイランドへ上陸して研究しようという計画を立てた。彼らはシドニー大学のマリア・シートン博士と一緒にグーグルアースが示す座標へ行ってみた。

しかし、そこには水深が1400メートルと比較的深めの海溝があるだけで、島など一つもなかったのだ。グーグルアースで記録された島は実在しなかったのだ。サンディアイランドの都市伝説はまたたくまにネットを中心に広まった。

未だに、マリア・シートン博士はサンディアイランドの謎について調査しているという。グーグルアースだけならともかく、タイムズ地図帳にも記載されていた島であるのでなぜ、こんなことが起こったのかは謎に包まれている。もしかしたら地球上には現れたり、消えたりするまるで生き物のような島が存在するというのだろうか。

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