2013年にアニメ化した話題の作品、「進撃の巨人」は放送中止になるかもしれないという都市伝説があった。
進撃の巨人は数十メートルの巨人たちがいる世界で人間を食べる(殺すという方が表現的に合っている気がする)巨人たちと人間との攻防を描いた作品である。
巨人たちの謎に満ちたところと、ショッキングな内容が相まって大人気となっているのである。
しかし、2013年のアニメ化の際にあるクレームが入ったという。
それは、障碍者団体からのクレームであった。
進撃の巨人に登場する巨人は知的障害者を連想させる。放送を中止してほしい。
このクレームで進撃の巨人のアニメ化がストップされるという噂が話題になった。
しかし、進撃の巨人の広報はこれを否定した。進撃の巨人は予定通りのスケジュールで放送されている。
そもそも、巨人の立ち振る舞いを知的障害者とするクレームはその団体が知的障害者をそのように見ているという事になる。団体からのクレームは本当にあったのかどうかさえ疑わしい。
そして、周りの心配をよそに進撃の巨人はこのクレーム騒動でよけいに話題となって、高視聴率を記録している。
もしかしたら、このクレームは話題性を増すための広告手段だったのかもしれない。
以前、公開された映画「悪の教典」でも試写会で大島優子が「この映画は嫌い」といって泣き出し、会場を猿という事件があった。
関係者激怒?「この映画が嫌いです」AKB大島優子、映画「悪の教典」を号泣しながら酷評。
この事件は「悪の教典」の話題を作るためのプロモーションとする説がある。
仕事として来ている試写会で「この映画が嫌い」と発言する事自体、よくよく考えてみたらおかしい気がする。
日本のエンターテイメントが画策する嘘の事件に我々は踊らされているのかもしれない。