アジアのあるリゾート地に観光に行った大学生4人組の都市伝説である。
4人は同じゼミの仲間で卒業前、最後の思いで作りにとアジアのリゾート地に旅行へいった。
彼らは一番見晴らしがいい最高のホテルに泊まりたい!という願望を叶える為に100階建てのホテルを予約していた。
昼間の観光でへとへとになって帰ってきた大学生4人組。
ホテルにチェックインするとホテルマンから驚愕の一言が。
エレベーターが緊急点検で午前0時まで使えません。
その時の時刻は午後10時。2時間も待ってられるか!と4人は階段で100階まで昇る事を決意した。
50階までは若さのパワーでなんとか上がって来れたが思ったよりも階段がきつい。
このままでは途中であきらめてしまうと思った1人がある提案をした。
1階昇るごとに誰かが怖い話をしよう!
こうなってくると気分はとても楽しい。なんせ4人だけなので自分の番がすぐに回ってくる。次は何を話そうかな?一番怖い話でみんなを怖がらせてやる!
みな思い思いに怖い話をしながら1階ずつ歩を進めて行った。
そして気がついたら99階。
99階で披露された、1人のとっておきの話は本当に怖くて他の3人は戦慄していた。
「早く部屋に入ろうぜー!マジで怖いわ!」
ついに100階にたどり着いた。
最後の一人の怖い話を聞いたら自分たちの部屋に入れる。
最後の一人が話した怖い話は99話目の話を遥かに超えていた。
「ごめん。1階のフロントに部屋のカギを忘れてきた。」