丸太に乗って河を冒険していくアトラクション「トムソーヤ島」には悲しいとし伝説があった。
実はトムソーヤ島のある場所には、アトラクションの雰囲気とは違う不思議な石がある。その石はふとした瞬間に場所が移動している。
この石は最初からこのアトラクションに設置されていた石ではなかった。
ディズニーランドのキャストが何度かこの石を処分しようとどこかへ持ち運んでも、その石はいつのまにかまたアトラクションのどこかに置いてあるのだ。
トムソーヤ島の石には隠された伝説があった。
むかし、ディズニーランドが好きだった男の子がいた。彼は病弱だったが、ディズニーランドに来たときだけは他の子供と同じようにはしゃいだ。
特に彼はトムソーヤ島がお気に入りだったらしく、両親とディズニーランドへくる度、必ずトムソーヤ島へいった。病弱だった男の子にとって大自然の冒険なんてものは夢のようだったのだ。
しかし、両親の看護もむなしく、ある日、男の子は亡くなった。
あまりに早すぎる我が子の死を悼んだ両親はこっそりトムソーヤ島に石を置いたのだった。
男の子がその場所にいつでも来れるように。
それから、その石はずっとトムソーヤ島にあり、永遠に冒険を続けているのだ。
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