耳をすませばのさわやかじゃない噂|ジブリの都市伝説


青春を描いたジブリアニメの代表格といえば「耳をすませば」だと思う。耳をすませばでは主人公であるしずくが、天沢聖司と恋愛に落ちて行く様がさわやかに描かれている、そんな耳をすませばの都市伝説を二つ紹介する。

耳をすませばは自殺を誘発する

「耳をすませば」は日常的な世界を舞台にしているだけあって、観客の共感を得やすい。誰もが一度は経験をした中学生時代というコンセプトによって、観客は自分の中学生時代を思い出すだろう。

しかし、耳をすませばの物語はあまりにも現実的で、現実離れしている。

・天沢聖司はイケメンでヴァイオリンが作れて、おしゃれなお店の主人の孫

・ヴァイオリン制作の修行の為にイタリアへ渡航

・帰国後は結婚しようという約束

それらの事象は現実世界では、まあ起きない。

共感をさせておきながら、あまりにも現実とは違うストーリーであるが故、耳をすませばを見た観客の中には自分の人生がとてつもなく味気ないものに感じてしまい、絶望→自殺というパターンで亡くなっている人が少なくないんだそうだ。

天沢聖司はストーカー

耳をすませばのストーリーをもう一度思い出してほしい。そして、そのストーリーを天沢聖司の視点で見るととんでもない事が明らかになる。

まず、しずくの読んでいた本を片っ端から借りている天沢聖司。彼はたまたま読書が好きで本を借りまくっているのか?天沢聖司が読書をしている描写なんて、ほとんどないように思える、しかも実はしずくの事が好きだった天沢聖司。

彼は先回りしてしずくの借りそうな本を読んでいたのである。

そして、天沢聖司はしずくの心理を揺さぶりまくる。「コンクリートロードはないぜ」という発言や、お父さんの弁当と知りながら、「お前の弁当でかいのな」これは意図的にしずくの怒りを誘発しているとしか思えない。

しかし、恋愛においてこの行動はかなり効果的なのだ。人間はギャップに弱いという。それはいい人がさらにいい人になるより、悪い人がいい人になった方がインパクトが大きいのだ。

つまり、天沢聖司はしずくの怒りをわざと誘発しておいて、そのあと自宅へ招き入れ、ヴァイオリン制作の現場をわざとみせて演奏するという憎い演出をしたのであった。しずくは天沢聖司の思うつぼで彼に落ちる事となる。

そして感動のシーンも天沢聖司の観点からみるとおかしい。

彼はなぜ、深夜にしずくの家の前にちゃりんこで停車していたのか?

しずくが目をさまさなければ、彼はどうしていたのだろうか?

深夜に女の子の家の前で待ち構えるという行為は普通の男子がやったら、通報もの。

そして、その後結婚を申し込むという行為。

天沢聖司は最初から婚約というゴールを狙っていたのだ。そのために彼は計画を練り、しずくの好きなカントリーロードを必死こいて練習して、冬の深夜に彼女の家の前に張っていたに違いない。>ジブリ都市伝説をみる

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